聞こえないJavaエンジニアが適当に書き連ねていく

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『甲子園、連れて行きます!』を読んだ

横浜高校野球部の寮母さんを長年勤めておられた方の本、『甲子園、連れて行きます!』読書記録です。

 

横浜高校の野球部監督を長年勤めておられた監督の娘さんの著書で、読んでて強豪校である所以が少しだけわかったかもしれません。

寮母さんとしてのサポートだけではなく、学生マネージャーや寮当番になった部員の働き、選手同士の声がけなど、学生として大切なことも自然と学べる環境にあるようで、そりゃ強いですわ、と言う感想を持ちました。

 

著書の方も最初から栄養の知識があったわけではなく、途中で自分の知識不足に気づかされて、仕事の後に学校に通って学んだと書かれていました。もちろん、周囲の方のサポートも得られていたから出来ることなのだけど、知識不足を素直に認めて勉強しようと行動された、その点は私も見習わないとと反省しました。

 

野球部員の方々がホワイトボードにご飯の感想を書いたり、メッセージを書いたりしていたと言うエピソードも載っているし、ちょっと前まで中学生だった子が親元を離れて寮に入った時のサポートについても載っていて、大変面白かったです。

 

高校野球に関する本というと、監督の自伝だったり、ライターさんが色々な学校を回って取材した本が殆どという印象がある中、寮母を務めていた方が書かれた本というのは初めて読んだのもあると思うが、新しい視点から書かれた高校野球の本で非常に興味深く読ませて戴きました。