聞こえないJavaエンジニアが適当に書き連ねていく

つらつらとメモしたり日頃の溜まっている想いを吐き出す場所です。

新元号に備えて最低限、何をすべきなのか

先日、新元号の発表は2019年2月以降になる見込みとの報道があった。これに対する反応を見ると、システム対応時期が遅れるのが困る、という意見が多数を占めているように思う。

 

これについては、政府に対して言いたいことと、システム側に対して言いたいことがある。

 

まず、政府に対しては、新元号は漢字2文字なのか、それとも2文字ではない可能性もあるのか、をまず明確にして欲しいと思う。ここが現時点で出せる重要な要件定義。回答次第でシステム側が準備しないといけない範囲が決まるからである。

ここが明確にならないと、システム側が最も忌み嫌う、顧客の気持ちを推測して対応するということになってしまう。

 

システム側は、新元号が発表されるまで何もしないというのは愚の骨頂である。

元号を追加する対応は確かにやらないといけないが、ではどこを対応する必要があるのか?どんなテストが必要か?という下調べは現時点でも出来るはず。

和暦を使っているところを、これを機に西暦に変えるという方法も無くはないが、それに見合う費用対効果が得られるかどうかも含めて現在の仕様を把握することが大事。

どこをどう直すのか、全く情報無しで2019年2月まで座して待つのは1番の悪手だということを声を大にして言いたい。

2019年2月以降に慌てて対応して人件費が想定外で高くつくのと、今のうちに新元号対応は工数がこのくらいだから費用はいくらくらい、と見積もって予算を確保しておくのと、どちらがお互い幸せなのか?ということを考えた行動を取りたい。

 

 

 

『ろう者の祈り』を読んだ

朝日新聞出版から出ている、『ろう者の祈り』を読み終えた。

読む前は”ろう者の祈り”とはかなり主語がでかいなぁと思ってたのだけど、読み終えてみるとこのタイトルにした理由はわかる気がした。

 

自分は幸い、日本語の読み書きは小さい頃に厳しく躾けられたおかげでそれなりに支障なく出来ている(と思っているが、周りからの評価はわからない)が、読み書きが苦手なろう者も存在するのは事実。

でも、手話で話してみるとスムーズに会話が出来る。即ち、その人にとっては日本語は第一言語ではなく、自分の気持ちを素直に表せる言葉ではないと言うことになる。

そのような方々にとっては、手話が自分の気持ちを素直に表せる言語ということになる。

 

しかしながら、現在は手話ができる人だけが集まって働ける現場は数少ないので、大抵の人は手話が使えない現場で耐え忍び、働いている。

手話が使えないと言うだけで耐え忍んでいるのに、更に日本語がおかしいと言うだけで差別のような扱いを受け、精神が壊れてしまう人が少なからずいるのが事実。

現場によってどのようなフォローが得られるかは、職業にもよるので一概には言えないが、その人のニーズにあったフォローが受けられるようになって欲しいと思う。

 

全体的によい内容だったので、職場に聞こえない人がいる人には是非とも読んでいただき、ちょっとでもろう者が置かれている状態を考えるきっかけになればそれが一番著者にとって嬉しいことではなかろうか。

 

ただ、一点気になることがある。 

それは、ろう者イコール手話がわかる、と決めつけているような構成になっていること。

ろう者全員が手話がわかるわけではなく、むしろ、手話がわかるろう者の方が全体から見れば少ないと聞いたことがある。

即ち、大多数のろう者は手話もわからず、耳から日本語を聞くことも出来ず、筆談や口の動きのみでコミュニケーションを取っているということである。

そのような方々を全く取り上げていないのは片手落ちではなかろうか。

手話で話す人は全日本ろうあ連盟の傘下にある、地方団体に籍があるか、それ以外の何かのコミュニティに属しているので話を聞きやすい。しかしながら、手話を使わない人はそういったコミュニティに繋がりがないため、話を聞きにくいと言うこともあるだろうが、結果として益々当事者の話を聞けない悪循環に陥っているように見受けられる。

著者は色々悪評も聞くが、曲がりなりにも日本を代表する新聞社の方なので、どうにかしてそういった方々にも取材し、別の立場に置かれた人の祈りも文章にしていただきたい。

 

最後に、Twitterで検索した、他の方の書評へのリンクも載せておく。

 

ameblo.jp

note.mu

senaka-ponpon.blog.jp

 

このブログは本に登場するお方。

syuwakoushi.hatenablog.jp

 

 

 

三菱東京UFJ銀行のウイルス対策ソフトのお知らせを消すたった一つの方法

Moneytreeなどのツールを使っていると、銀行からの重要なお知らせが来ているために口座情報が取れなくてエラーになってイラッと来てしまうことがあります。

 

本当に重要なお知らせの時もあるので仕方ないのですが、三菱東京UFJ銀行の場合は大抵がウイルス対策ソフトのお知らせで、イライラ度がより上がってしまうという弊害があります。

 

しかし、5分ほどちょっと我慢してパソコンから作業するだけで、ウイルス対策ソフトのお知らせがぴたっと止まって、快適になりました。

私は2017年8月頃に作業してからお知らせメールがぴたっと止まっています。

(この時期にシステム改修があって、お知らせメールが止まっただけだったらこの記事の意味も無いけど…)

 

その作業は極めて簡単で、お知らせメールのリンク先から一度、ウイルス対策ソフトをダウンロードする、それだけです。

インストール作業もやるかどうかは個々の判断ですが…。

おそらく、ダウンロードリンクを踏んだ時にシステム内のフラグが切り替わって、メール送信対象から外れるのだと思います。

というか、それ以外に判断できる方法も無いですし。

 

なので、5分ほどの作業をするだけでイライラが消えるなら作業した方がかなりいいはずです。

 

本来は、ダウンロード画面でダウンロードしないし、もうこの類のお知らせメールは不要、と選択できた方が嬉しいんですけどね〜

 

環境構築スクリプトはサボってはダメ

今日から週2回、他部署の応援です。

 

今日は環境構築をしてたんですが、一番苦戦したのが単体テスト用DBの作成。

コマンドを打たないといけない箇所があったんですが、一部コマンドが正しい構文のものが用意されておらず…

有識者に何回も助けてもらってどうにか出来たのですが、これでほぼ半日を潰してしまいました。

開発終盤で燃えてる現場だったんですが、もし、今このタイミングで開発機が飛んだら大変だよなぁと…

 

大変な時こそ、開発環境の構築に必要なスクリプトやコマンドは整備して最新のものにしておくべき、と感じました。

人間ドックで胃カメラ検査を受けた

今年の人間ドックで胃カメラ検査を初めて受けた。

流れは以下の通り。

1. 看護師から説明を受ける。カメラが入ったら飲み込む動きはしてはいけないとのこと。まぁそうだよね。

2. スプレータイプの麻酔を喉にかけられる。

3. ベッドに寝転がり、胃カメラを口から入れられる。

4. 胃カメラを抜いて完了。悪いところがなければ10分くらい?

 

聞こえない自分が困ったことは今回は無かった。でも、ヨダレが出まくってちょっと恥ずかしかった。あと、胃カメラが口に入るときにちょっとむせた。

 

バリウムとどっちが楽か?については、僕は胃カメラの方が楽。バリウムは飲んでゲップを堪えながらグルグル回るのが辛い。胃カメラは最初と最後の胃カメラの出入りさえ我慢できればいい。

 

という個人の感想です。

2017年11月時点の自分の思考を整理

ただの思考整理メモです。

 

●何が好きなのか?

ニーズに合わせて、新しい仕組みを考えて、実際に組み立てる。

うまく行かないとき、あれこれ試行錯誤して原因を究明する。

→うまく動いた時は嬉しいけど、大抵は誰も褒めてくれない。

→すぐに他人に頼ろうとするタイプの人には冷たくしてしまうが、よく考えると自分も初心者の時は割と頼りがちだったなと後になって反省する。

 

●何があまり好きではないのか?

他者が作った、自分の好みではないコードにガッツリ手を加える。

設計思考が受け入れられないものであればなおさら。

→大人なので一回だけなら我慢して淡々と対応するが、繰り返し来るとやる気がなくなってくる。

→設計思考がわかれば、一応それに合わせて柔軟に対応はするよう心がけてはいるが…

 

●なぜこの業界に入社したのか?

情報弱者の弱い部分を少しでも補えるお手伝いがしたかった。

直接補えなくても、直接補う人の負担軽減に繋がれば良さそう。

 

●今の不満

今のお仕事は、弱者に向けて全くお手伝いが出来ていない。

 

●自分に足りないもの、あるいは諦めてしまっているもの

夢を実現するために必要なプラスアルファの勉強をするための意欲

 

ふーむ。

次の面談で他のお仕事がしたいと訴えてみるか…

 

 

Eclipse Oxygen.1a (4.7.1a) でJava9+JUnit5を試したよ

導入

このツィートを見たので早速試してみた。

最近のeclipseはトップページからだとインストーラをダウンロードさせようとするが、以下ツィートのリンク先は昔からのユーザーにはおなじみの選択制zipなので嬉しい。

JUnit5のチュートリアルはこれを見ながらやる。

JUnit 5 User Guide

でも、全編英語なので(当たり前)これも見ながらの方がいいかもしれない。

qiita.com

d.hatena.ne.jp

当たり前だけど、特にはまるポイントもなく環境は作れた。

JUnit 5 User Guide の注意点

  • mavenで何を書けばいいかが初見だとわかりにくいので、"2.3. JUnit Jupiter Sample Projects"内にリンクされている、githubのサンプルからコピペした方が楽かも。
    • あるいは、前述したきしださんのブログに書かれているpom.xmlをコピーするか。
  • 基本は書かれているコード例をコピペで試せるが、"3.4. Assertions"だけコンパイルエラーが出る。該当メソッドはコメントアウトが無難。
  • 5章のコードをコピペしてね、とか、github上のサンプルコードを持ってきてね(意訳)というサンプルがちらほらあるので柔軟に対応しよう。
  • MockItoが唐突に出てくるが、導入の方法は書かれていないので以前に書いたpom.xmlが無ければググる必要がある。(ベータ版を使う?)

JUnit5を試した感想

  • JUnit4で動いているテストは今すぐ書き換えなくていいかな。
  • 新規で作るプロジェクトはJUnit5で書くのを視野に入れてもいいかも。
  • Parameterized Testsは便利そう。